族長であった {皇帝・金・歴史}

阿骨打は金の初代皇帝。女真族完顔部の族長であった。

日本では女真名である阿骨打に部族名の完顔を冠した「完顔阿骨打」という名でよく知られている。

祖父は生女真・完顔部の族長烏古廼、父は同じく劾里鉢。

生母は女真-懶部の首長の娘である翼簡皇后。


完顔部は女真人のうち遼からは間接統治を受ける生女真の一部族であり、松花江の支流按出虎水の流域に居住していた。

阿骨打の先祖は完顔部の族長として遼から節度使の称号を与えられ、遼の宗主権下で次第に勢力を拡大した。

阿骨打は完顔部の族長・節度使を務めた父、叔父、兄を助けて完顔部の勢力拡大に功があり、このころまでに完顔部は生女真をほとんど統一した。

1113年、兄が死ぬと阿骨打が完顔部を継ぎ、都勃極烈を称した。

翌1114年遼に対して挙兵し、遼の拠点寧江州を攻撃し、これを占領した。

また猛安・謀克の制を立てて、女真人を軍事的に組織した。
update:2010年03月09日